ご入学・ご進級おめでとうございます
小さな社会人として
環境に優しいライフスタイルと節電
日本人の知恵で暑い夏を乗り切ろう





      これまでの巻頭言から 2010年4月号 ※現在作成中


ご入学、ご進級おめでとうございます

校長 伊津 雅弘

新1年生の保護者の皆さま、ご入学おめでとうございます。本校は、児童が通学する際に港区内で唯一標準服を採用している学校です。指導体制も、区内で初めて二人担任制を導入し、児童の学校生活が充実したものになるように工夫をしています。今日から、港区立芝小学校の一員として集団生活をとおして教科の学習は勿論、社会生活を営む上で必要な知識や技能、そして豊かな心や規範意識を育んでいってほしいと願っています。

 新2年生から新6年生の保護者の皆さま、ご進級おめでとうございます。132年目を迎える歴史と伝統のある芝小学校で、それぞれの学年で身に付けるべき内容をしっかり学習して、一人一人の自己実現を果たしていってほしいと願っています。特に、新6年生は本年度、芝小学校の代表としての役割を果たす大事な年です。芝小のよき伝統を引き継いだリーダーになってほしいと期待しています。ご家庭でも、どうぞ応援してあげてください。

 さて、私は4月1日付で港区立港南小学校から本校に着任しました伊津雅弘です。

前任の榮健校長先生が10年間をかけて築き上げてこられた素晴らしい教育活動を引き継ぎ、教職員や保護者・地域の皆さまと一緒に芝小学校の子どもたちのために頑張っていきます。どうぞ、よろしくお願いします。

 芝小学校に着任した初日、区役所で転任の辞令交付を受けて学校に戻ると、玄関で教職員をはじめPTA役員の皆さまから温かい拍手で迎えていただきました。辞令交付を受けたときの緊張感が蘇ると同時に、この期待にどんなことがあっても応えなければという気持ちが強くなりました。また、3日目の土曜日には田中PTA会長様をはじめ副会長の皆さまが、お休みの日にもかかわらず歴代のPTA会長の皆さまや各町会の会長様に私が着任のご挨拶をさせていただく機会を設けていただきました。訪問させていただいた先々で、芝小学校に対する熱い思い入れを感じました。芝小学校が、地域の学校として皆さまからとても大切にしていただいていることを肌で感じさせていただきました。また、ご挨拶まわりをしている途中で、本校の児童が体験学習をさせていただいているお店の方々ともお目にかかることができました。芝小学校は、本当にたくさんの地域の方々に支えられていることが、短い時間ではありましたが地域の皆さまへの挨拶まわりから感じ取ることができました。

 今日から、平成22年度が始まります。改訂された学習指導要領が平成23年度から全面実施となるための最後の移行期間です。新しいスタッフを加え新たな指導体制で児童の基礎学力の定着と学力の向上、そして心身の健全な発育を目指して教職員一同努力していきます。本年度から実施される月1回の土曜午前授業(3時間授業)も充実させていきます。前任の榮校長先生同様に、ご支援・ご協力をよろしくお願いします。




      これまでの巻頭言から 2011年5月号

小 さ な 社 会 人 と し て

校 長   伊 津 雅 弘

 桜の花が進級や入学を祝ってくれた新学期がスタートして、1ヶ月が経ちました。どの学年も、それぞれの発達段階に応じて1学期に頑張るめあてを一人一人決めたり、自分たちの学級をどんな学級にしようかという学級目標を決めたりして、充実した活動ができるようにしています。

 学校での生活は、学級や学年を単位とした集団生活が基本となっています。各教科の学習時間はもとより、給食・清掃などの活動、上学年(4年生以上)はクラブ活動、高学年(5・6年生)は委員会活動で、友達と協力しながら生活をします。そして、このような活動を通して子どもたちは、社会生活を営む上で必要とされるコミュニケーション能力や規範意識の大切さも学んでいきます。

 4月25日(月)の4年生の葛西臨海公園への遠足を皮切りに1年生~5年生までの遠足が始まります。公共の交通機関を利用して目的地まで行きます。駅までの集団歩行や車内でのマナーを守るなど、学校生活で学んだことを生かして小さな社会人としての行動をとってほしいと思います。このように、校外学習は、子どもたちが学校で学んだことを日常生活の中で生かす大切な学習活動です。

 本年度から全面実施となる改定された学習指導要領でも、学んだことを普段の生活に生かしていくことのできる力、「生きる力」の育成を強調しています。本校でも、知識を知恵に変えて生活する力を育てるために、様々な工夫した学習活動を子どもたちに提供していきます。保護者・地域の皆様も、人生の先輩としてみんなが仲良く協力し合って楽しく生活するために必要な知恵を子どもたちに教えていただけたらと思います。ご協力、よろしくお願いします。

 

福島原子力発電所の被災に伴う放射能汚染に関する対応

 東日本大震災の影響による余震が、いまだに続いています。しかし、私たちにとって余震による被害も心配ですが、それよりも原子力発電所の被災に伴う大気の放射能汚染による人体への影響の方が今は一番関心が高いものになっています。

 本校では、東京都教育委員会や港区教育委員会からの情報提供をもとに、子どもたちの安全・安心を最優先した対応を行っています。現在の段階では、日常生活に支障をきたすような放射能による心配な情報は、教育委員会からも保健所からも提供されていません。したがって、子どもたちの学校での活動には、制約を加えていません。

給食の食材料に関しても、放射能汚染が考えられる地方からの調達はいっさい行わず、献立上必要な食材料の確保が困難な場合は、献立を変更するなどして子どもたちの安全を最優先にして給食を実施しています。状況に変化がありましたら、逐次保護者の皆様に印刷物でご連絡をいたします。ご理解・ご協力をお願いします。


      これまでの巻頭言から 2011年6月号

環境にやさしいライフスタイルと節電

校 長   伊 津 雅 弘

 いま日本は、電力供給の大きな見直しを図る時期にきています。安定的な電力供給の担い手として着目されていた原子力発電を縮小し、より安全な電力供給について様々な検討がなされています。福島原子力発電所の運転停止だけでなく、浜岡原子力発電所の運転停止など、次々に安全への配慮から電力供給が低下しています。 
現在、様々なところで節電対策が実施されたり消費電力が低い製品を使ったりするなど、私たちの生活の見直しが身近な問題として取り上げられています。

 学校でも、子どもたちと一緒に私たちができる節電対策を考えて、学校だけでなくそれぞれの家庭でもできることから始めるようにしています。ちなみに学校では、廊下の電燈を間引きしたり職員室をはじめとする各教室の電燈も必要最小限にしたりしています。もちろん、教室に誰も居なくなるときには消灯をするようにしています。

 港区では、平成23年5月12日(木)より10月31日(月)までの期間をクールビズ期間として職員がノーネクタイ等の軽装で勤務させていただく通知を庁内に掲示しています。また、夏季の節電対策として、室内の冷房温度を28度に設定しクーラーの使用は6月から9月までとしています。学校も区役所に準じた対応を実施します。

 大人の節電対策だけでなく、子どもたちにも自分たちが家庭でできる節電対策についても考えさせています。子どもたちからは、こまめな消灯の他に冷蔵庫の開け閉めの回数を減らすとか、テレビをつけっぱなしにしない、ゲームをする時間を短くするなどの努力目標が出されています。

 被災地で不自由な生活をしている方々の苦労に比べれば、些細な努力かもしれませんが、私たちも一緒に努力する気持ちをもつことは大変意義のあることだと思います。

「いま日本がひとつになるとき」「がんばろう日本」という呼びかけに、大人だけでなく一人一人の子どもたちが応えて努力することは、日本人としての自覚を育てるためにも役立つものだと信じています。

 被災地の復旧・復興には相当の年数がかかります。短期的な取り組みでなく、これから先も環境にやさしいライフスタイルを模索しながら、被災地の復旧・復興支援を続けていきましょう。

 芝小の6月の土曜午前授業日は、6年生が3日(金)に3泊4日の移動教室から帰校することもあり、第2土曜日の11日と第3土曜日の18日にしてあります。11日の土曜日には、セーフティー教室を実施します。18日の土曜日には3年生以上が各学級で工夫したお店を出して「こどもまつり」を開催します。両日とも日常の学習活動とは異なる子どもたちの姿がご覧になれますので、ぜひご参観いただきたいと思います。




      これまでの巻頭言から 2011年7月号

日本人の知恵で暑い夏を乗り切ろう

校 長   伊 津 雅 弘
6月の中旬頃から、30℃を超える気温の日が増えてきました。この夏の気温は、気象庁の予想によると、ほぼ平年並みといわれています。しかし、今年の夏は福島原子力発電所の事故発生により、原子力発電を一切使用しない状況で電力供給を賄
おうとしています。
 計画停電を実施しなくても済むように、港区の様々な企業や公的機関では節電目標値を25%に設定して努力しています。学校も区が設置している機関なので、25%の節電に努めています。電力消費をできるだけ抑えるために廊下・階段・職員室の蛍光灯を間引きしたり、こまめな消灯を心がけたりしています。また、一般教室や職員室等でのエアコン使用は、気温が28℃以上になってからとし温度設定も28℃にしています。朝の気温が上がる前には、教室内の風通しをできるだけよくして室温の調節を行っています。

 先日、6月末の全校朝会では子どもたちに汗拭きタオルの必要性や、体感温度を下げるために首筋に濡れたタオルを当てるとよいことなどを話しました。また、4年生の食育の学習「旬の野菜」で学んだ内容から、夏野菜は体温を下げる効果があることなども子どもたちに話しました。生活習慣を見直して、暑い夏を乗り切る日本人の知恵から学ぶ努力をして、個人レベルでできる節電対策や暑い夏を乗り切る手立てを講じていきましょう。昭和初期の時代を過ごした、子どもたちにとってのおじいちゃんやおばあちゃんは、素晴らしい知恵袋をもっていらっしゃいます。昭和の時代の暑さ対策でも、立派に現代で役立つものもたくさんあるはずです。また、家族ができるだけ一箇所に集まって過ごすことで、家庭の消費電力が節約できます。家族の絆を深めるよい機会かもしれませんね。

 今年の夏休みは、7月21日の木曜日から8月31日の水曜日までの42日間です。子どもたちにとって有意義な夏休みになるように、各ご家庭で夏休みの計画について話し合ってください。学校で実施する夏季プールやサマースクールの開催日は、別紙で皆様にお知らせします。夏休みの長い休みを利用して行う体験的な活動や、じっくりと一つのことに集中して取り組める活動をできる範囲で取り入れていただきたいと思います。そして、健康に気を付けると共に安全にこの夏休みを過ごし、9月1日の木曜日には元気な姿で登校してきてほしいと願っています。また、2学期が始まるとすぐに、夏休みの作品展が企画されています。体験的な活動の記録や実験・観察記録、図画工作の作品など一人一人の力作が展示されます。どうぞ、お楽しみにしていてください。

 

学校における節電対策(8月の消費電力50%減を目指して)

 8月1日(月)~19日(金)までの3週間は、子どもたちが学習やプールで登校してこない期間です。そこで、出勤してくる職員の人数を減らし消費電力を抑えるとともに、日頃できない廊下の洗剤洗いやワックスかけを集中的に行います。

 それに伴い、8月9(火)~11日(木)の3日間は教育職員や事務職員等が出勤しません。用務主事は、作業のため出勤しています。8月8日(月)と12日(金)は午前中、管理職が勤務しています。緊急の場合以外は、8月の第2週を避けてご来校やご連絡をいただければと考えております。趣旨をご理解の上、ご協力をお願いします。